NPO Don't Cry Arts and Life
当団体「Don’t Cry」の発起人が「Don’t Cry」を立ち上げたのは、当団体のスローガンでもある「犯罪被害者が泣き寝入りをしない社会に!」という一心だった。
しかし、発起人が「Don’t Cry」を立ち上げるまでの政治がらみの強制捜査で冤罪をでっちあげた警察組織への抗議の数々や国との裁判、そして至る所でのこの国の政治や司法の機能不全を身を持って体感するに当たり、次第にあらゆるフラッシュバックやPTSDに悩まされることになった。
また「Don’t Cry」立ち上げのきっかけとなったSNSでの匿名発信をしていた頃の二次加害や誹謗中傷などの精神的なことも含め、通常の生活を戻すまでに非常に大変な時間を過ごしてきた。
これは事件自体は表向きニュースで伝えられても、世の中にはあらゆる犯罪が起こっており発起人よりももっと壮絶な事件を経験した犯罪被害者達にとっては人生を破壊されるほどの地獄だということは体験してみた当事者でなければ分からない。
犯罪被害者や遺族にとっては「普通の生活」「当たり前の生活」を取り戻すことに高い壁が立ちはだかる。
アートと言うのは本来、そういう人間らしい感覚を取り戻すのに最適な方法なのではないだろうか?
そして、ここでは色々な被害や困難と共存してきた人達の手記や生の声をお届け出来ればと思う。
そして「Don’t Cry」は日本国内のみならず、海外へ向けて「犯罪被害者が泣き寝入りをしない社会に!」をスローガンとしてメッセージを発信していくことを望んでいる。