急増する女性被害者達の二次被害である男性側からの【虚偽告訴】について
実は、年末年始から怒涛のように当団体関係で大きなことが立て続けにあり、こちらのブログもしばらくは当団体の直接の知り合い同士の連絡用くらいになればいいや、くらいの気持ちだったのですが、ブログにも投稿した議員会館で行われた「再審改正法を実現するための院内会議」に出席させて頂いてから、さらに多くの全国的なニュースになる事件被害者などから直接お話を伺う機会も増え、裏方の取材や事務作業と、更新がなかなか追いつかない状況です。やはり、私達の団体は被害者を守ることを一番に考えたいので、たとえ簡単な事務作業やネットでの投稿は信頼できる少数の方達にしかお任せ出来ないのです。
話は少し逸れましたが、直接のきっかけではありませんが、あまりにも色々な被害者から聞いてきた二次被害で悪質なことなので声を大にしてこれから主張していきたいことがあります。
それは、
保身のために一番やってはいけない最悪な卑劣な行為である
加害者による被害女性の警察への虚偽告訴!
です。
これは、ここ2年ほどでも少しずつニュースに出てまいりましたが、元々性加害やセクハラ行為などを行っていた加害者が女性側が声を上げ始めた瞬間に「実はストーカーをされていた。付きまといを女性から受けていた」などと言って警察へ虚偽告訴を行っている事例が驚くほど多くて驚いています。
つい最近では、兵庫県で小学生の女の子が警察から3時間以上に渡る取り調べを受けた結果、ありもしない性被害をでっち上げた男子生徒による虚偽の申告だったことが判明。
このケースはここ1,2年小さなニュースではありますが、全国各地の警察の不祥事としてニュースでも報道されており、中には元々女性が虚偽告訴した男性から性被害を受けていたが、どうしても業務上、連絡を取らなければならず連絡をしただけで「つきまとい行為」と警察は女性側を犯人扱いで事情聴取を行いました。
また、事実無根であった女性は警察にこの様な記録が残ること自体、人権侵害に値するので、削除要請する裁判を起こしたところ、敗訴となりました。
実は、当団体には全く似たような事件を訴える女性が相談に来ており、その女性も神奈川県公安委員会と訴訟まで起こしているのですが、某大型冤罪事件のニュースが全国を駆け回ったその時、警察側は一切の証拠提出を止め、突然裁判も打ち切りとなり、敗訴となりました。
しかし、途中まで警察が提出していた証拠から、加害者側の弁護士の主張と肝心の罪状について異なる内容が警察から答弁書として提出され、裁判官から虚偽告訴である故、刑事裁判でなければ審議は不可能との発言もあったとのこと。これは敗訴にはなったものの、さらに刑事事件で追求できる大きな一歩でもあったと思います。書面証拠として裁判から出てきたものは全て公安委員会側からの公式記録なのでそれなりの効力があります。
これら女性側に共通して言えるのは、何も証拠もなく勝手に警察に半分でっち上げられ虚偽告訴の申告内容のみで一番大事な証拠や捜査令状もないまま、警察が捜査権を行使していることです。
その他にも某女性記者が逮捕された件で後に原因は不倫関係にあった男性記者が警察に通報と続報がありましたが、不倫などは民事不介入の部分であり、元を正せば自分で自分の不貞行為の尻ぬぐいに失敗した男性の責任ではないのでしょうか?
今まで散々女性達は男性からの暴力やストーカー行為に怯えて暮らし、勇気をもって警察に駆け込んでも「確固たる証拠が無ければ何も出来ない」「民事不介入だから手を出せない」など相談してきた女性を追い返して、ストーカー被害で亡くなった女性は少なくありません。
それなのに、警察は男性側が虚偽告訴を行うと、証拠も無く警察は女性を犯人扱いしだすのは何故なのでしょうか?
しかもこれら虚偽告訴をされた女性達に対し警察が動いた理由を辿ると、「メールを送った」「LINEを執拗に送り続けた」「電話を執拗にかけた」など、どれも身体的危害を加える要素が一切ない、痴話げんかのレベルで証拠も無い男性側の主張を信じて国家権力を女性に向けて行使しているのです。
常識で考えて肉体的な力関係一つとっても、よほどのアスリート体質の女性でない限り、男性に何か危害を加えることは考えにくいと思いませんか?
実際、当団体が会った被害女性は、とても小柄な女性で相手の加害男性は優に女性と慎重さが30センチ以上もある体格差の男性を守るために警察は男性の証言のみで証拠など一切精査せず、女性を犯人扱いし神奈川県警の複数の警察官が複数回に渡り女性の自宅へ押しかけ強制的な捜査に応じるよう、執拗にインターフォンを鳴らし続け、自宅の前で待機していたのです。
任意捜査はあくまでも任意なので、拒否する権利があります。
これらはすでに被害女性の一人と直接会ってから色々な類似事件の記事や弁護士や警察捜査に詳しい弁護士、議員らから情報収集を行い、当団体で正式に抗議を行っていきたい分野です。特に当団体が気になるのはこういった事件がここ数年で突然増えているということです。
恐らくメディアが取り上げるまでにかなりの間、類似した事件が水面下で行われており、おそらく以前当団体に情報を下さった某ジャーナリスト団体に寄ると、虚偽告訴から逮捕起訴されてしまい、服役している女性も多いとの話もありました。
類似した虚偽告訴に遭った女性被害者の方がいらっしゃれば、ぜひ当団体にお声をお寄せください。一人や二人の声では掻き消されてしまうかもしれないけれど、10人、100人、1000人と声が集まれば変わることもあります。
宜しくお願いいたします。
当団体NPO Don't CryはXやインスタグラムでもNPO Don’t Cryアカウントを運営しております。
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